色落ちを防ぐには?
髪色を長持ちさせるアフターケア

染めた髪の色落ちやダメージを減らすには、ヘアカラー直後だけでなく毎日のアフターケアが肝心。プロならではの色持ちテクニックや効果的なケア方法をマスターして、サロンで仕上げたような色、ツヤ、手触りを自宅でもキープしましょう。

ヘアカラー直後に実践したいテクニック

ヘアカラー直後に、シャワーで一気にすすいでシャンプーをする方も多いかもしれませんが、ちょっと待って! サロンでは、すすぎの前に必ず「乳化」という作業を行います。これは、薬剤を落としやすくするためと、染まりムラを減らすために、美容師さんが行うサロンで欠かせないプロセス。この「乳化」のテクニックは、セルフカラーリングでも手軽に真似できるので、ぜひトライして!

自宅で乳化させる方法

  • 1.

    両手でぬるま湯をすくう。

    2.

    生え際に少量のお湯をつける。

  • 3.

    髪にもみ込んでなじませ乳化させる。同様に全体→中間〜毛先を乳化させる。 ※毛先はもみこみすぎに注意!

    4.

    髪全体の薬剤が乳液のように、やわらかくなじんだらすすぎOKのサイン。すすいだ後のお湯から薬剤の色が消えるまで、ぬるま湯でしっかりすすぎましょう。

カラーした髪のシャンプーの方法

シャンプーは手で軽く泡立ててから洗いましょう。泡立てずに直接髪につけると色落ちや髪のダメージにもつながります。また、洗い残しを防ぐため、もみあげ、耳の後ろ、生え際を意識しながら爪を立てずに大きく左右に動かして全体を丁寧に洗います。

カラーした髪のトリートメントの方法

髪にトリートメントをつけたら目の粗いくしでなじませます。しばらく放置した後、すすぎます。使用したヘアカラー剤にトリートメントがついていたらそれを使うのがおすすめ。

ヘアカラーを長持ちさせる時短テク

ヘアカラー直後は、髪のキューティクルが開いたままになっていることも。そのため、濡れたままだと染料や栄養分が流れ出てしまうこともあるので絶対にNG!髪色だけでなくツヤや手触りなどにも大きく影響するキューティクルを守るためにも、髪の水気をしっかり取り、目の粗いくしでとかして指通りよくしておけばドライヤーの時間も短縮でき、髪への負担を減らすことができます。

ロングヘアの方におすすめのタオルドライの方法

  • 1.

    広げたタオルで髪全体を包みこむ。

  • 2.

    両手で頭皮を軽くおさえ、やさしく地肌をもむように水気を取る。

  • 3.

    次に、毛先をタオルで包み軽くギュッと絞る。

  • 4.

    毛先をタオルで挟んでポンポンたたき、目の粗いくしで髪全体をとかす。

手早く、ムラなく、クセが出にくい!ドライヤーで乾かす方法

  • 1.

    クセが出やすい前髪は、ドライヤーの風を上からあて、手で左右に動かすのがコツ。

    2.

    後ろの髪を2つに分け、ドライヤーの風を後ろから前へ送って根元から毛先へ。

    3.

    襟足やもみあげなども、髪の内側に手を入れ左右に大きく動かし根元中心に乾かす。

    4.

    手ぐしで中間から毛先を軽くひっぱるように乾かすと髪がまっすぐに! ※ドライヤーの風は、上から下へキューティクルの方向に沿ってあてるのが基本。

毎日つづけたい!効果的なケア方法

ふだん自宅でできるケアとしておすすめなのは、毎日洗い流さないトリートメントを使うこと。洗い流さないトリートメントでキューティクルをケアすれば、染料や栄養分が流れ出にくくなり、サロンで仕上げたような色、ツヤ、手触りをキープできます。

毎朝、スタイリング剤がわりに。夜はお風呂上がりにつけるのがおすすめ。髪のパサつきが気になる方は、ドライヤーの前後にミストタイプやミルクタイプをダブルでつけると効果的。また、髪が細くやわらかい方は、夜お風呂上がりに軽めのミルクタイプを使うだけでもOK。

アフターケアの決め手に選ぶなら

上記の方法をきちんと行うだけでなく、キューティクルを守りながらダメージを集中補修するシャンプーやトリートメント、洗い流さないトリートメントを選ぶのもアフターケアの決め手。自宅でもサロンで仕上げたような色、ツヤ、手触りをキープするために自分の髪にあったケアを毎日しっかり継続しましょう。

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