【若白髪の原因と対策】今日からできる若白髪対策6選

①栄養不足 ⇒ 海藻類等を意識してとりましょう

まず一つ目の原因は「栄養不足」です。 栄養バランスの偏った食生活は健康を損なうだけではなく、白髪の原因になる恐れがあります。
特に積極的に摂取したい栄養素はたんぱく質・ミネラル・ビタミンです。
まずたんぱく質はエネルギー源であり、健康な身体作りにはかかせない栄養素。髪の毛の主成分はケラチンと呼ばれるたんぱく質です。まずは健康な髪＝土台作りとして、良質なたんぱく質を摂るように心がけましょう。

おすすめ食材
肉（特に脂肪の少ない赤身肉）、魚、大豆など

二つ目にミネラルです。
ひじきなどの海藻が髪にいいと聞いたことのある方も多いのではないでしょうか？海藻はミネラルの一種の亜鉛とヨード（ヨウ素）を含んでいます。
「亜鉛」はたんぱく質の働きを助け、代謝や免疫力を高めてくれます。メラニン（黒髪のもとになる色素）をつくるメラノサイトの働きを活発にしたり、抜け毛にもいいとされています。ヨード（ヨウ素）は細胞の代謝を高め、メラノサイトの働きを助けると言われているので、亜鉛とヨードの両方を含む海藻は若白髪が気になる方にはとてもおすすめの食材です。

おすすめ食材
海藻（わかめやひじきなど）

最後にビタミン。
アミノ酸の代謝を助ける「ビタミンB6」や、抗酸化作用がある「ビタミンC」、抗酸化作用と血行促進が期待できる「ビタミンE」をバランスよく摂取しましょう。

おすすめ食材
まぐろの赤身、レバーなど（ビタミンB6）
パプリカやブロッコリ―などの緑黄色野菜、キウイやアセロラやかんきつ系などのフルーツ（ビタミンC）
ナッツ類、アボガド、オリーブオイルなどの植物油（ビタミンE）

ただしあくまで大切なのは栄養バランス。これらの食材だけを集中的に食べるわけではなく、日々バランスよく摂り入れていきましょう。

②ストレス ⇒ 炭酸シャンプーや息抜きをしっかりしましょう

「ストレスがたまると白髪が増える」という話を聞いたことがある方も多いはず。環境が変わることの多い10代や20代は知らず知らずのうちに無理を重ねてしまい、自分でも気づかないうちにストレスが溜まってしまうことも。
ストレスが溜まると自律神経が乱れてしまい、血行不良になる場合があります。血行不良はメラニン（黒髪のもとになる色素）をつくるメラノサイトの働きを低下させてしまいます。
血行を促す効果が期待できる「ヘッドマッサージ（ヘッドスパ）」や「炭酸シャンプー」を継続してみたり、趣味などで息抜きをする時間をつくりましょう。適度な運動でストレスを発散してみたり、熱すぎない温度での入浴や心地がいいと感じる好きな香りを嗅ぐこともリラックスに繋がり、ストレス解消におすすめです。

③寝不足・不規則な生活 ⇒ 十分な睡眠・生活習慣の改善

つい不規則な生活になってしまったり、日々の忙しさから睡眠不足が続いていませんか？「睡眠不足は美容や健康によくない」とよく言われていますが、白髪に関しても例外ではありません。
睡眠中は細胞の修復を促して新陳代謝を活発にしたり、自律神経やホルモンバランスを整えてくれる重要な時間です。その中で、メラニン（黒髪のもとになる色素）をつくるメラノサイトの働きが回復するとも言われています。
寝付きにくいという方は朝は日光を浴びて睡眠ホルモンを促し、夜はスマホやパソコンなどブルーライトを避けて少し暗めの照明にして体内時計を整えましょう。
不規則な生活になりやすい方も生活習慣を変えて、睡眠時間の確保を。

④過度なダイエット ⇒ ダイエットはほどほどに

過度なダイエットによって必要な栄養分である「アミノ酸」や「ミネラル」が不足し、メラニンをつくるメラノサイトまで栄養が行き届かず、白髪の原因に繋がることも。
また、過度なダイエットは若白髪だけではなく髪のぱさつきや肌の不調を起こしてしまったり、なによりも体調を崩してしまいかねません。ダイエットは過度にせず、ほどほどにすることが大事です。

⑤タバコ ⇒ 減煙・禁煙を

タバコのニコチンは大敵です。喫煙をすることによって自律神経が乱れ、ホルモンバランスが崩れたり、血行不良になってしまいメラノサイトの機能が低下して若白髪の原因に繋がる恐れがあります。ぜひ減煙や禁煙を目指しましょう。
とはいえなかなかすぐに減らすのも難しいもの。タバコに含まれるニコチンはビタミンCの吸収を防げ、他の有害物質もビタミンCを破壊してしまうことがあるのでビタミンCを積極的に摂るのもおすすめです。

⑥運動不足 ⇒ 適度な運動を

運動不足も実は若白髪の原因の一つ。 食生活を正しても、栄養を身体全体に運ぶのは血液の役割です。血行が悪いと、せっかく摂った栄養がきちんと行き届かず、無駄になってしまう恐れがあります。
血行を促して代謝を良くするには、なんといっても運動をするのが一番。とはいえ負担の強い運動をする必要はありません。無理なく日々続けられる運動をしていきましょう。血行を良くするには、軽いストレッチなどでもじゅうぶんです。長時間する必要はなく、短い時間でもできる限り継続して行っていくのがおすすめです。