美容院と市販の白髪染めはどう違う?製品開発者が解説!
美容院で白髪染めをする際にスタイリストさんが使うカラー剤と、自宅でセルフカラーをするときに使う市販の白髪染めでは、どんな違いがあるでしょうか。市販のカラー剤は成分が違うの?理想の色になる?などといった疑問に、サイオスの製品開発者が答えます。
ヘンケルジャパン株式会社
R&D部部長 高田耕二
サイオスブランドを展開する、ヘンケルジャパン株式会社の研究開発部部長。サロン用のプロフェッショナル向け製品から、一般向けのセルフカラーアイテムまでを統括。髪のことだけを17年以上も研究し続ける、“髪の毛のプロ”。
美容院用と市販の白髪染め、カラー剤の成分に違いはある?
「サイオスの一般向けの白髪染めとサロン用では、ほとんど成分に違いはありません。クオリティもサロン用と遜色のない、質の高い原料を使用しています。カラー剤成分はほぼ同じですが、美容院は個々の髪のダメージや退色加減によってカラー剤を変えたり、染める時間を変えたりして“オーダーメイド”のようにその人の髪に合った方法で施術してくれる点がセルフと違うところです。しかし市販の白髪染めでも、自分の目的に合った製品を選べば、サロンと同じような仕上がりを目指すことができます」
カラーバリエーションの違いは?
「美容院はその場でお客さまと話し、理想の色や好みを聞き取って色を選ぶので数百種類のカラーバリエーションがあります。一方サイオスのセルフカラー剤は、ニーズの高いトレンドカラーをプロのスタイリストの視点から厳選し、展開しています。色数は美容院と比べると少ないですが、その分手軽に選ぶことができます。どれもヘアスタイリストさんが選ぶような繊細なカラーラインアップを揃えているので、サロン級の仕上がりを目指せます」
心地よく使えるようセルフカラーアイテムは香りへの配慮も
「カラー剤の成分や品質、処方はサロンクオリティに仕上げていても、サイオスではサロン用とセルフ用であえて変えているところもあります。それが香りです。カラー剤は性質上、どうしてもツンとした鼻につくような香りがしてしまいがちです。広い美容院ではそんなに気にならないカラー剤特有の香りが、自宅でしてしまうのは嫌ですよね。だからこそ美容院と比べると狭い空間で使うことが多いセルフカラーアイテムは香りにこだわり、自宅で心地よくカラーリングできるような優しい香りにしています」
市販の白髪染めの魅力はその手軽さ
「市販のカラー剤の一番の魅力は、なんといっても手軽さです。白髪が気になって染めたいと思ったときすぐに、時間を選ばず自宅で染めることができるのは大きなメリットです。すぐ伸びてくる白髪を染めるコストを抑えられるのも嬉しい点です。いつもは美容院で染めているけれど、忙しくてなかなか行く時間が取れない場合は、ホームケアも上手に取り入れると美しい髪色を保てますよ」
※ご使用前には毎回必ず皮膚アレルギーテスト(パッチテスト)をしてください。
サイオスおすすめの白髪染め
明るくおしゃれな髪色を楽しめる!
サイオス カラージェニック ミルキーヘアカラー 全11色
独自の「彩密ブレンディング処方」で、チラッと白髪も黒髪も鮮やかに染め上げるヘアカラー。明るい髪色が楽しめる豊富なカラーバリエーションが特徴です。クシ型ノズルのミルキータイプで、髪をとかす感覚で後頭部や全体に塗布でき、ムラのない染め上がりに。また付属のヘアパックには、サロントリートメントにも使われている8種のうるおい成分を配合しているので、ダメージケアも叶います。
サロン帰りのようなツヤのある仕上がり!
サイオス オレオクリーム 全17色
濃密なクリーム状のテクスチャーが髪の毛にピタッと密着し、全体的な白髪もムラなく染め上げるヘアカラー。一番の特徴は、「オイル美容」の発想から進化したサロン品質の濃厚オイルカラー。高品質のオイル*(毛髪保護成分)を惜しみなく配合しています。白髪も黒髪もしっかり染め上げながら、手触りでも実感できるツヤやかな髪へ仕上げます。
*ホホバオイル、アーモンドオイル、ローズヒップオイル、ピュアオイル(パルミチン酸イソプロピル)
自宅でもサロン品質を実現するため、さまざまな工夫をしているサイオスのセルフカラー。美容院のカラー剤と成分に差はなく、心地よい香りで手軽に白髪を染められるセルフカラーで、理想の髪を目指してみませんか。